水耕栽培でレタスがぐんぐん成長!節約にもなる土なしで簡単に育てる方法やメリットをご紹介

近年、家庭菜園の新しいスタイルとして「水耕栽培」が注目されています。特にレタスは水耕栽培に適した野菜の一つで、初心者の方でも簡単に育てることができます。水耕栽培は土を使わないため、室内でも清潔に管理できるのが魅力です。本記事では、レタスを水耕栽培で育てるメリットや収穫量、コストパフォーマンスなど詳しく解説しています。

水耕栽培とは?レタス栽培に向いている理由

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水耕栽培とは、土を使わずに養液(水と栄養)で植物を育てる栽培方法です。レタスは水分を吸収しやすいため成長が早く、水耕栽培に適しています。水耕栽培は根をすべて水に浸してしまうと根腐れを起こすことがあるため、レタスの根が浅いという点も水耕栽培に適しています。また、水耕栽培では根付きのまま収穫し、そのまま水に浸けておくことで鮮度を長持ちさせることができます。

レタスと同様にトマトも水耕栽培に適しています。以下の記事も参考にしてみてください。

トマト 水耕栽培

レタスを水耕栽培で育てるメリット

レタスを水耕栽培で育てることにはどんなメリットがあるのでしょうか?以下では、レタスの水耕栽培を始める前に知っておきたいメリットについてご紹介します。

室内で手軽に管理できる

水耕栽培なら、ベランダや室内で手軽にレタスを育てられます。季節や天候に左右されず、病害虫の被害も少ないため、育成初心者の方でも簡単に管理することができます。また、土を使わないので室内が汚れる心配もなく、掃除の手間もかかりません。

新鮮なレタスを収穫できる

家庭で水耕栽培をすれば、必要な分だけ収穫し、新鮮なレタスを味わえます。スーパーで購入するレタスよりも鮮度が高く、シャキシャキとした食感が楽しめます。また、収穫後すぐはビタミンやミネラルが豊富な状態で食べられるのもメリットのひとつです。

無農薬栽培ができる

水耕栽培は土を使わないため、病害虫がつきにくく農薬を使わずに育てられます。農薬を使用しないことで、安全で健康的なレタスを食べることができます。特に小さな子どもがいる家庭でも安心して食卓に並べられます。

レタスを簡単に水耕栽培するポイント

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レタスを水耕栽培で上手に育てるには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。以下では、レタスの水耕栽培を成功させるためのポイントをご紹介します。

水質と養液管理をしっかり行う

水耕栽培では、水の入れ替えと養液の管理が非常に重要です。水は1〜2週間に1回を目安に全て交換するのが理想的です。古い水をそのままにすると雑菌が繁殖し、根腐れの原因になります。水耕栽培における養液とは、液体肥料を水で薄めたものです。養液は水の交換時に500〜800倍に水で薄めて、新しく作り直すのが基本です。

日当たりのよい場所に置くか植物育成ライトを活用する

レタスは日光を好む植物なので、室内で育てる場合は窓際の日当たりが良い場所を選びましょう。ただし、日照時間が不足すると成長が遅れるため、その場合は植物育成ライトを活用するとより効率的に育てられます。水耕栽培の植物育成ライトの効果や選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。

水耕栽培 ライト

根腐れを防ぐための通気性を確保する

水耕栽培では根が常に水に浸かっているため、酸素不足による根腐れが起こりやすくなります。土壌の通気性を向上させるため、水中に酸素を供給することで根腐れを防ぎましょう。根の周囲に適度な空気が流れるようにすることで、健全な成長を促します。

適切な温度・湿度管理をする

レタスの生育適温は約18〜25℃で、湿度は約40〜60%に保ちましょう。特に夏場は室温が高くなりすぎないように注意し、冬場は植物育成ライトやヒーターを使って適温を維持しましょう。温度と湿度の管理を徹底することで、安定した収穫が可能になります。

水耕栽培レタスの収穫量

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水耕栽培のレタスは通常の土耕栽培よりも成長が早く、約30〜40日で収穫できます。一度に大量に収穫するのではなく、外葉から順番に摘み取り、真ん中の芯の部分は残しておきましょう。そうすると、およそ2〜3ヵ月にわたって長く収穫を楽しむことができます。具体的には、1株あたり200〜400g(約20〜30枚の葉)ほど収穫できます。

水耕栽培レタスのコストパフォーマンス

水耕栽培は初期投資として、栽培装置や植物育成ライトの購入が必要ですが、長期的に見れば経済的です。1ヵ月あたり育成ライトの電気代は約100〜200円、養液費は200円以内で収まります。1ヵ月で3株栽培すると、1個あたり約130円で栽培できます。レタスはスーパーで買うと1個あたり約200円かかるのと、水耕栽培は数回に分けて収穫できる点を考慮すると、自宅で育てる方が節約になります。また、無駄な農薬や化学肥料を使わないため、環境にも優しい栽培方法といえます。

室内でレタスを水耕栽培するならBARRELの植物育成ライト

レタスの水耕栽培を成功させるためには、光の管理が重要です。BARRELの植物育成ライトは、植物の成長に最適な光を提供し、室内栽培でもしっかりとした葉を育てることができます。特に日照時間が不足しがちな冬場でも安定した収穫が可能になります。

NEO TSUKUYOMI 20Wは、レタスの成長に必要な赤波長と青波長の光がバランスよく組み合わさった育成ライトです。光が柔らかいため、植物に与えるストレスを和らげのびのびと育てることができます。スタイリッシュなデザインで、室内の水耕栽培にもおすすめです。

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Aechmea moveは30度の首振り機能がついた送風機で、4段階の風量調節ができます。レタスの水耕栽培以外にも、普段使いにもおすすめなアイテムです。マットな質感のデザインがインテリアに合わせやすいのも魅力です。

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