ハオルチアとは?種類や初心者にもおすすめの理由を解説

ハオルチアは、南アフリカ生まれの多肉植物です。100以上の種類があるとされており、植物愛好家を中心に多くの人に親しまれています。そんなハオルチアは初心者にもおすすめだとされています。そこでこの記事では、ハオルチアの主な種類や初心者におすすめだとされる理由などについて解説しています。ハオルチアに興味のある方、育ててみたい方などはぜひ参考にしてください。

多肉植物ハオルチアとは?

出典:Adobe Photoshop

ハオルチアとは、ロゼット形(葉が密集して放射状に広がっている)に育つ多肉植物です。葉の独特のフォルムと美しさから植物愛好家も多く存在します。ハオルチアという名前は、イギリスの植物学者への献名であることからつけられました。ハオルチアの特徴の1つが、比較的コンパクトなサイズである点です。大きく育っても直径15cm程度であるため、室内で育てたい方にもぴったりです。

以下の記事では、ハオルチアをはじめとした多肉植物について解説しています。こちらも合わせてご覧ください。

多肉植物

ハオルチアの主な種類

撮影:BARREL

ハオルチアにはさまざまな種類があります。ここでは数あるハオルチアの中でも主な種類を紹介します。ハオルチアに興味を持っている方、育てたいと考えている方はぜひチェックしてみてください。

ハオルチア・オブツーサ

ハオルチア・オブツーサは、レンズ状とも呼ばれる丸みを帯びた分厚い葉の形が特徴的な種類です。葉が透明に光る様子から雫石と呼ばれることもあります。また、秋が近づくと葉が赤みを帯び始めるため、綺麗なグラデーションを堪能できる点は魅力の1つです。ちなみに、ハオルチア・オブツーサの葉には透明な窓があり、窓を通して直射日光を回避しつつ内部で光合成ができるため、初心者でも無理なく育てられる点が特徴です。

ハオルチア・京の華

ハオルチア・京の華は、綺麗な緑色の葉が特徴的な種類です。また、先端部分はピンク色になるため、緑とピンクのコントラストを楽しむこともできます。ハオルチア・京の華は、生育が旺盛な点も特徴の1つです。生育環境を整えればどんどん成長するため、増やすこともできます。成長するにつれて植木鉢が小さくなってきたら、球根を分けてサイズの大きい植木鉢に移してください。

ハオルチア・レツーサ

ハオルチア・レツーサは、三角形の葉と縦に走るラインがスタイリッシュな印象を与えてくれる種類です。葉の先端部分には筋模様が入った半透明の窓があり、そこに光が当たって透けることでより魅力的な見た目となります。窓際などに置いて鑑賞するのもおすすめです。

ハオルチアの特徴

ハオルチアの特徴の1つが、種類の豊富さです。ハオルチアは100種類以上があるとされており、世界中で今も新しい品種が作られています。そのため、さまざまな種類の育成を楽しむことも可能です。また、ハオルチアの中には葉の先端に窓がついているケースもあり、そこに日が当たることで宝石のようにキラキラと光る見た目になります。育てる楽しさはもちろん、鑑賞する楽しさも味わえる点はハオルチアの魅力の1つだといえるでしょう。

ハオルチアのよくある質問

ここではハオルチアに関してよくある質問とその回答を紹介します。ハオルチアを育ててみたいと思っている方、興味があるけど気になることがあるといった方は参考にしてください。

ハオルチアの「軟葉系」と「硬葉系」の違いとは?

ハオルチアには葉の形から「軟葉系」と「硬葉系」の2種類に分けられます。

軟葉系は、葉が丸みを帯びており、葉先に半透明の窓という部分を持っている点が特徴です。その形状から柔らかく、透明感のある印象を与えてくれます。一方、硬葉系は硬くて尖った葉を持っている点が特徴です。ゴツゴツとしたその見た目から力強い印象を与えてくれます。

ハオルチアは冬でも育てられる?

ハオルチアは冬でも育てられますが、注意が必要です。ハオルチアは寒さに弱いため、最低5℃以上の環境を保つことが重要です。冬の間は休眠期となるため、この期間は水やりを控えめにしましょう。具体的には、月に1回程度の乾燥気味の管理が適しています。

ハオルチアはなぜ多肉植物初心者におすすめ?

出典:Adobe Photoshop

ハオルチアは多肉植物初心者におすすめの植物と言われていますが、これはなぜなのでしょうか。ここでは初心者におすすめとされる理由について解説します。

丈夫で育てやすい

ハオルチアが多肉植物初心者におすすめである理由の1つがその丈夫さにあります。ハオルチアは夏の暑さや冬の寒さこそ得意ではないですが、育て方のポイントをおさえて適切な手入れをすれば、育成初心者の方でも元気に育てることができます。

以下の記事では、ハオルチアの育て方を詳しく解説しています。ハオルチア初心者でどのように育ててばいいのかいまいちわからないといった方はぜひ参考にしてください。

多肉植物

コンパクトで場所を取らない

ハオルチアは基本的にコンパクトなサイズ感であり、大きくても直径15cm程度までしか育たないケースが多いです。そのため、場所を取る心配がなく、初心者でも自宅のちょっとしたスペースで気軽に育てることが可能です。

ハオルチアを育てるならBARRELの植物育成ライトがおすすめ

今回はハオルチアの概要や主な種類、よくある質問などについて解説しました。ハオルチアはコンパクトさと丈夫さを兼ね備えた多肉植物です。100以上の種類があるとされており、種類の違いを楽しむこともできます。生育期は春と秋で、屋外はもちろん室内で育てることも可能です。室内で育てる際には、BARRELの植物育成ライトを活用してみてください。

例えばWAP-SUN-20Wは、防水タイプの植物育成ライトです。柔らかな光を届けてくれるため、葉焼けの心配がなく、光合成効率を高めてくれます。また、高い演色性と暖色系の光によって植物を美しく照らし、インテリア照明としても活躍してくれます。

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