サボテンはライトで育てられる?ライトを活用するメリットや注意点を解説

サボテンは日光だけでなく植物育成ライトを使って育てることも可能です。植物育成ライトは、室内での植物育成を可能にしてくれるほか、光の当たる場所や光量を自分で調整できる点が特徴です。この記事では、ライトを使ってサボテンを育てるメリットや使用できるライトの種類などについて解説しています。また、ライトを使用する際のポイントやおすすめ商品などについても取り上げているため、ぜひ参考にしてください。

サボテンはライトを使って育てられる

撮影:BARREL

サボテンは、太陽光だけではなく、ライトを使って育てることもできます。そもそも植物が成長するには、光合成によってブドウ糖を作りそれをエネルギー源とする必要があります。そして光合成をする場合、光と二酸化炭素、そして水が欠かせません。しかし、光は必ずしも太陽光でなければならないわけではありません。例えば、室内で植物を育てる際は植物育成ライトで代用することも可能です。

以下の記事ではサボテンを育てる際のポイントを紹介しています。光の与え方だけでなく、水やりのタイミングや土選びのポイントなどについても取り上げているため、こちらもぜひご覧ください。

サボテン 育て方

サボテンの育成にライトを使うメリット

撮影:BARREL

ここではサボテンの育成にライトを使用するメリットを紹介します。室内でサボテンを育ててみたい方、植物育成ライトを使用したサボテンの育成を検討している方はぜひ参考にしてください。

ひょろひょろに徒長してしまうのを防げる

徒長とは、植物の茎や枝が間延びることで、ひょろひょろした状態になってしまうことです。徒長した植物は通常のものと比べて虚弱であり、害虫への抵抗力も弱いことから育成が難しくなります。

徒長させないためにも、光を満遍なく定期的に与えることは必要不可欠です。だからこそ植物育成ライトの活用は1つの選択肢となります。

日光の不足や過剰による変色を防げる

光が不足しているもしくは過剰な状態であるとサボテンが変色してしまう恐れがありますが、ライトを使うことで過不足を解消できます。

窓のない部屋や北側の部屋など、光が当たりにくい場所にサボテンをおくと樹形が崩れてしまいます。逆に直射日光を当て続けると葉焼けを起こし、葉が黄色く変色する恐れがあります。

一方で、植物育成ライトであれば、光を与えるタイミングや量、光を当てる場所を調整できるため光の過不足でサボテンにダメージを与える心配がありません。

サボテンの育成に使えるライトの種類

サボテンの育成に使用できるライトには大きく分けて以下の2種類があります。

・LEDライト

・蛍光灯

ここではこれら2つのライトの特徴について解説します。

LEDライト

サボテンをはじめとした植物を育てる際に使用するケースが多いのがLEDライトです。LEDライトは省エネルギーで大量の光を植物に与えることができるため、効率的だといえます。また、熱くなりにくいことから植物にかかる負担を最小限にできる点も大きな特徴です。

蛍光灯

蛍光灯も光を発するためサボテンの育成に活用できます。しかし、LEDよりもPPFD値(※植物が光合成に利用できる光の量を示す単位です)が低いため、蛍光灯のみでサボテンを育てることはできません。そのため、定期的に太陽光を当てるなど、併用しながらの使用がおすすめです。

ライトを使ってサボテンを育てる際の注意点

撮影:BARREL

ここではライトを使ってサボテンを育てる時に覚えておきたい注意点を紹介します。サボテンにただライトを当てればそのまま育つということはありません。さまざまなポイントを踏まえたうえで適切にライトを使うことが大切です。

なお、以下の記事ではサボテンの寿命について解説しています。サボテンを長生きさせるための育て方のポイントなども取り上げているため、こちらもぜひ参考にしてください。

サボテン 育て方

温度管理に注意する

サボテンは温度変化に敏感です。種類によって適温は異なりますが、一般的には生育期は20~30℃、休眠期は5~15℃に温度を保つことが大切です。そのため、こまめに温度を確認し調整する必要があります。サボテンは寒さに弱いため、温度が下がりすぎないように特に注意してください。

ムラなく均一に光を当てる

ライトを使用する際に気をつけなければならないのが、サボテン全体にムラなく光を当てることです。ライトの向きが悪いとサボテンの一部にしか光が当たらず、光の当たらない部分は光合成ができません。そうなると弱ってしまう恐れがあります。このような事態を回避するためにも、ライトがどこに当たっているのか確認し、必要に応じてライトの位置やサボテンの向きを変えるなどして光を均一に当てるようにしてください。

サボテンを育てるならライトは中央配置がおすすめ

ライトの光をサボテンに均一に当てたい場合、栽培スペースの真ん中にライトを設置する中央配置がおすすめです。中央配置にすることで光が均等に広がっていきます。また、ライトをサボテンの上部に設置するのもおすすめです。

サボテンを育てるならBARRELの植物育成ライトを活用しよう

ライトを使ってサボテンを育てたい場合、BARRELの植物育成ライトがおすすめです。例えば、八角形の面発光タイプの電球であるROKI-OCTAGON-50Wは、直径21cmの大型パネルで満遍なく照射できるため、ムラなく均一に光を当てることが可能です。また、3000Kと5000Kの2種類の異なるスペクトルLEDを搭載しているため、植物の種類に応じて光をカスタマイズできる点も特徴です。

【ROKI-Octagon-50W】(ロキ)植物育成ライト パネル型 多機能 アプリ連携

また、Aechmea moveはソケットに挿入し、ライティングレールに取り付け可能なサーキュレーターとなっています。風量は4種類から設定可能であり、首振り機能もついていることから満遍なくしっかり送風できます。温度管理にも活用できます。さらにリモコンでの遠隔操作やタイマー機能などにも対応しています。

【Aechmea move(エクメアムーブ)】首振りファン、ライティングレール設置タイプ、リモコン付き、タイマー機能