幼少期から続く水槽のある暮らし
――アクアリウムを初めたきっかけを教えて下さい。初めて良かったと思うこともお願いします。
父がステンレス枠の水槽でエンゼルフィッシュやネオンテトラを飼っていたので生まれた時から部屋に水槽がある環境でした。
私世代の多くの人が経験をお持ちだと思いますが、少年時代にザリガニを釣ってきて飼ったのがアクアリウムの始まりでした。
その後、フナやクチボソ、タナゴなどの日本産淡水魚の飼育を経て、中学の時に熱帯魚と水草の魅力にハマりました。ボトルアクアリウムに関しては2018年にInstagramで見た画像に感動して見よう見まねで挑戦し現在に至ります。
アクアリウムや植物育成は長く続けられる趣味であり、1日の終わりにぼーっと水槽や緑を眺めるひと時は私にとって大切な時間になっています。
――アクアリウムにおいて、特に気をつけていることや管理方法について教えて下さい。(水、光、風、温度など)
ボトルアクアリウムは水量が少ないので生体の負担にならないよう、換水時の水温には気をつけています。
また、ボトルの状態(水草の調子やコケの発生等)により置き場所を変えることで日光や照明のあたり方を調整しています。
――アクアリウムのレイアウトで特にこだわっていることはありますか?
私の場合は構想を練ってレイアウトするタイプではなく、素材を見てインスピレーションに任せてアイテムの配置や植栽をしています…と言うとカッコいいですが割と適当にやっています 笑。
とは言え、もちろん限られた空間の中でいかに綺麗に見えるかと言う点は意識しています。箱庭風や草むら風、密林風といったイメージで作ることが多いです。
――アクアリウムをされていて失敗したなと思ったことはありますか?あれば理由を教えて下さい。
蓋をし忘れて生体が飛び出してしまったり、ボトルを落として割ってしまったり、水質が合わずに水草を溶かしてしまったり、失敗をあげると今でもキリがありません。
トライアンドエラーを繰り返し日々勉強しています。
LEDライトで楽しむアクアリウムの水景
――植物育成ライトを使うことで、植物の成長や見た目にどのような違いを感じましたか?
水草にしろ、観葉植物にしろ成長のスピードは早いと感じます。
また、使い方(照射距離や照射時間)を調整することにより形よく、その植物本来の姿に育てることができると思います。
――アクアリウムの照明において重視されている点は何ですか?
水草が育つ事は勿論ですが、水の透明感を感じられる光の色は大切だと思います。
――アクアリウムのライトや設備で特に気に入っているアイテムはありますか?
水草が綺麗に見えるSUSANOOの光の色が気に入っています。
――BARRELの育成ライトを使う上でどんな良い点(メリット)がありますか?
BARRELさんの製品はどれもスタイリッシュでそれ自体がインテリアとしての魅力があります。 私はボトルアクアリウムとアガベやハオルチアを一緒に楽しんでいますが、広範囲を照らすことができるROKI-OCTAGON-50Wは非常に重宝しています。
――ユーザー様やアクアリウム初心者の方に向けて、メッセージをお願いします。
私が水草を始めた頃は水槽の照明といえば暗い蛍光灯しかありませんでした。 その当時、水草で有名なある熱帯魚店の店主様に出会い、蛍光灯の玉を室内用の明るい物に変えるといいよとアドバイスをもらい、試してみた時の感動は今でも忘れられません。
現在は高性能のLEDライトを好みに合わせて選べる良い時代です。 一緒に植物を楽しみましょう。
――あなたにとってアクアリウムとは何ですか?
ボトルアクアリウムは植物や魚、エビなどの生体はもとより、バクテリアに至るまで全てのバランスがとれた時に1番美しい状態になります。
そこを目指して日々手入れをする、ボトルアクアリウム自体が生き物だと思って接しています。
――ありがとうございました。
———–LINK———–
Instagram @m.gomi38