サボテンの寿命はどれくらい?長寿の種類と長生きさせる秘訣を解説

サボテンの寿命は、植物の中では比較的長い方だとされています。この記事ではサボテンの寿命や寿命が長い理由、主なサボテンの寿命などについて解説しています。また、サボテンを長生きさせるためのコツについても取り上げているため、サボテンの生育に興味のある方はぜひ参考にしてください。

サボテンの寿命

撮影:BARREL

サボテンの寿命は一般的には10〜20年程度とされており、植物の中では比較的長いといえます。また、中には100年以上ものもあるなど長く育てることも十分可能です。植物が好きな人にとっては、寿命の長いサボテンは選択肢の1つとなるでしょう。

サボテンの寿命が長い理由

サボテンがこのように長寿である理由の1つとされているのが、その成長スピードの遅さです。サボテンは葉に葉緑素が含まれていないことから他の植物よりも成長が遅くなります。大きく成長するまでに時間がかかる分、寿命も長くなるということです。

長寿なサボテンの種類

撮影:BARREL

寿命はサボテンによって異なります。ここでは、サボテンの中でも比較的長寿とされるサボテンを紹介します。

サグアロ(Saguaro)

サグアロは、「Saguaro」と表記されているため、日本語だと「サグアロ」と読みますが、一般的には「スワロー」と呼ばれている種類のサボテンです。このサグアロは、成長スピードが特に遅いとされており、8年で3cm程度しか成長しないとされています。大きくなると人間の何倍もの大きさになりますが、そこに至るまでの時間が非常に長い点が特徴です。立派な姿になるまで100年以上かかると言われています。また、寿命は150〜175歳とされているため、1人で一から育て上げることは難しいでしょう。

フェクロカクタス

フェロカクタスは、赤くて太い刺が特徴のサボテンです。こちらのサボテンは多年生となっているため、比較的長く育てることができます。玉サボテンの一種でもあるフェロカクタスは、刺が非常に硬くて強い点が特徴で、種類によっては直径50cm以上になるケースもあります。

金鯱(きんしゃち)

金鯱は、サボテン=金鯱をイメージする人もいるほど、定番といえる種類のサボテンです。黄金色のトゲが特徴的な金鯱は、成長が早いとされていますが、寿命は最長で30年ほどとされているため、長く楽しむことができるでしょう。人気の品種ということもあって、園芸店などでも取り扱いが多く、購入しやすい点も大きな特徴です。

サボテンを長生きさせる秘訣

撮影:BARREL

ここではサボテンを長生きさせるための秘訣を紹介します。種類によって寿命は異なりますが、育て方に気をつけることでサボテンを長生きさせることは十分可能です。サボテンに興味がある方はぜひ参考にしてください。また、サボテンの基本的な育て方については以下の記事で詳しく解説しています。

サボテン 育て方

水やりの量と頻度に注意する

サボテンを育てる際には、水やりの量と頻度に気をつけてください。これはサボテンが主に降水量が少ない乾燥した地域に生息しているため、水分量をそれほど必要としない形に進化しているためです。水を与え過ぎるとかえって弱ってしまう可能性があるため、土がしっかり乾燥したら水を与える程度にしてください。

日当たりと風通しのよい場所に置く

日当たりいい場所に置いておくこともサボテンを育てるうえでは大切なポイントです。ただし、直射日光を当て過ぎるとサボテンにダメージを与える可能性があるため、夏場などはカーテンなどを挟んだ場所に置くようにしましょう。また、風通しのよい場所に置くことも大切です。これは、風通しが悪いと湿気が溜まり、サボテンが病気になってしまう可能性が高まるためです。

水はけのよい用土を選ぶ

植物を育てる場合、それぞれの種類に合った用土を選ぶことがポイントです。サボテンの場合、水はけのよいサボテン用の用土を選びましょう。なぜ水はけのよい土なのかというと、サボテンは湿気を好まないためです。水がなかなか抜けない土だと根腐れを起こして枯れてしまう恐れがあるため注意してください。サボテン用の用土はオンラインショップやホームセンターなどで購入可能です。

定期的に植え替えをする

サボテンの成長に合わせて定期的に植え替えを行いましょう。成長しているにも関わらず小さい鉢のままで育てていると、なかなか成長できないどころか、サボテンの根が張りすぎてしまい根腐れを起こす可能性もあるため注意しなければなりません。成長に合わせて大きな鉢に移すことでのびのびと育てられます。また同じ土を使い続けていると、水通しが悪くなるため、土も定期的に交換することが大切です。

サボテンを長生きさせるならBARRELの植物育成ライトを活用

サボテンの生育には日光が欠かせませんが、室内で育てたい場合は植物育成ライトの活用を検討してみてください。BARRELでは植物育成ライトを取り扱っており、サボテンの生育に活用できるものもあります。

「NEO AMATERAS 20W」は、太陽光に近い光の強さと演色性を兼ね備えており、植物をのびのびと成長させ美しく照らします。石目調のデザインが植物育成ライトにとどまらず、スタイリッシュなインテリア照明としても魅力的です。

【NEO AMATERAS LED 20W】植物育成LED 太陽光LED アクアリウムLED テラリウム 室内太陽光LED ブラックボディ

サボテンの生育には風通しも欠かせません。そのような時は、BARREL「Aechmea」の利用がおすすめです。こちらは小型の送風機となっており、コンパクト設計なため場所を取らずに使用可能です。また、静音設計のため音が気になるといったこともありません。

BARREL 小型送風機 植物育成 Aechmea エクメア 送風機 風量調整 静音設計 コンパクト シンプル おしゃれ AECHMEA-BK ブラック